パパブログらしく、家づくりだけでなく子連れのお出かけ情報も少しずつ挟んでいこうと思います。そんな子連れお出かけ情報の1本目は、2024年6月1日にオープンしたばかりの神戸シーワールドについてです。
地元に愛されてきたスマスイ(須磨海浜水族園)がどのように生まれ変わったのかについて、パパ目線からレポートします。
このブログでは、元外構マンで現在は高齢者や障がい者を専門に住宅のリフォームを手掛ける会社に勤めるさきさきパパが、外構や福祉住環境を切り口に家づくりについての情報をメインに発信、たまに子連れのお出かけ情報についても発信しています。
プロフィール
2児の父(8歳の長女、3歳の長男)
2017年 築40年以上の中古物件購入
2022年 セキスイハイムでマイホーム完成(建て替え)
2024年 ESSEonlineの「日刊住まい」にてライター(ペンネーム:玉城夏海)として活動
須磨シーワールドには6月3日(月)に訪れました。
平日なので空いているだろうと思っていましたが、この日は神戸市内の小学校が運動会代休だったこともあり、家族連れで非常に混雑していました。
シーワールドの向かいにあるクレープ屋さん(PEI CREPE)の情報によると、この日はオープン当日の1日(土)程ではないけど、2日(日)よりも混雑しているとのことでした。
須磨シーワールドについて
須磨シーワールドは、2024年6月1日にオープンしたばかりの新しい水族館で、神戸市に位置しています。須磨シーワールドの前身はスマスイの愛称で地元から親しまれてきた神戸市立須磨海浜水族園となっています。
民営化に伴い大幅にリニューアルされ、西日本で唯一シャチのショーを楽しむことのできる水族館となりました。
関西に住んでいる人にとってシャチのショーというと、和歌山のアドベンチャーワールドをイメージする人も多いと思います。しかし、2005年にオスのゴローが亡くなって以降シャチのショーは行われていません。
そのため現在、西日本でシャチに会うことのできる水族館は須磨シーワールドだけとなっています。
シャチのショーを子どもに見せたくて、アドベンチャーワールドに家族旅行に行ったのですが、その時にはすでにシャチのショーが無くなっていてショックでした。
チケット購入
現在、入園に関しては事前予約制となっており、事前に専用サイトからチケットを購入すうように案内されています。専用サイトでは、日付と入園時間(10時、12時、14時)を選択してチケットを購入することができます。
チケット販売は事前予約制とはなっていますが、実は当日チケットを窓口で購入することが可能となっています。
事前の予約の場合は、「12:00」「14:00」枠のチケットだと指定の時間にならないとシーワールドに入園することができませんが、窓口で販売されている当日券はこうした時間指定がないので購入したらそのまま園内に入園することができます。
6月3日(月)については14時ぐらいまで当日券が販売されていました。
大半の人が事前にチケットを予約しているので、当日に窓口で券を購入する人は少なくなっています。
来館予定日のチケットが14時の枠しか残っていない場合には、当日チケットが狙い目かもしれませんね。
混雑状況にっては当日券が販売されない場合もあるようなので、事前に公式ホームページを確認しておきましょう。
アクセス
最寄りの駅はJR「須磨海浜公園」駅で徒歩約5分ほどでつくことができますが、せっかくなら須磨駅からビーチトレインを乗ってみるのはいかがでしょうか?
ビーチトレインの運行日などについては、こちらのページからご確認ください。
ビーチトレインについては、この記事を書くためにシーワールドのHPをチェックしていて初めて存在を知りました。
もっと、早く存在を知っておきたかった・・・。
車でシーワールドに訪れる際は、
大阪方面からの場合:阪神高速3号神戸線「湊川IC」より国道2号線で西へ約5分
姫路・岡山方面からの場合:第二神明道路「須磨IC」より南へ約5分
ホテルの横に726台駐車可能な立体駐車場があります
こちらのページから現在の駐車場の空き状況をリアルタイムで知ることができます。
巡回ルートについて
エントランス・広場
入場ゲートを潜るとまずはシャチのモニュメントがお出迎えしてくれます。
スマスイ時代は、小学校の遠足で大水槽の前で集合して先生の話を聞いたりしていました。
これからは、このシャチのモニュメントのある広場が集合場所になりそうですね。
広場ではキッチンカーが何台か出店していたので、館内のレストランやフードコートが混雑している場合は、キッチンカーでから揚げなどを購入して小腹を満たすことができそうです。
アクアライブ
イルカやシャチのショーのスケジュールにもよりますが、まずはドルフィンスタディアムを抜けてアクアライブへ移動します。
アクアライブはいわゆる水族館エリア。水槽に展示された海の生き物たちを見学することができます。
このアクアライブは、山の上流から海までの一連の生態系についてを学ぶことができるように工夫がされており、アクアライブの入り口のある3階は川の上流、里山・里川の生き物が展示されています。そして、2階は、砂浜や里海の生き物、1階が海洋の魚たちとなっています。
人の流れに乗って歩いていると、アザラシやウミガメなどが見られるロッキーライフのコーナーを見過ごしてしまうので注意してください。
アクアライブの入口を入ってすぐに左手に通路があります。
案内標識としてはトイレや自動販売機なので初めて訪れた人はスルーしてしまうと思いますが、この通路を進むとアザラシやウミガメの水槽がありそこを抜けるとタッチプールがあります。
タッチプールのあるエリアから4階に上がることができ、アザラシやウミガメがペンギンなどをみることができます。
ペンギンやアザラシを見ることのできるエリアは、順路から外れているので注意しておきましょう。
ショーについて
イルカ・シャチともにショーは立ち見客がでる人気ぶりで入場制限がありました。
しばらくは、ショー開始の30分~1時間前ぐらい前から並んで席の確保をしておく必要があるかと思います。
私たちが訪れた日のショーのスケジュールです。
イルカ | 11:00 | 13:30 | 16:00 |
シャチ | 11:30 | 14:00 | 16:30 |
ショーに関しては、大体15分程度。
混雑していなければイルカのショーが終わってからオルカスタディアムへ移動して、シャチのショーを見ることができます。しかし。現在はイルカのショーが終わってからオルカスタジアムに向かっても入場制限の為に、ショーを見ることができません。
なので、同じ時間帯のショーについてはイルカかシャチかのどちらを諦める方が無難です。
12時入園のチケットで入園したため午前中のショーは当然ですが見ることができませんでした。
なので、14時からのシャチのショーを見て、その後、16時のイルカのショーを見るという選択をしました。
シャチのショーは体が大きいだけあって迫力がありました。
また水しぶきについても、かなり遠くまで飛ぶのでイルカのショーをイメージして「ここなら大丈夫だろう」と、座席に座ると水をかけられる可能性があります。
観客席の中段までは水がかかる可能性があります。
一方で、イルカのショーについてはテンポが速くスピード感があります。スマスイ時代はどちらかというと、子ども向けの構成となっていましたが、大人を意識した構成に変更されていました。
ショーの開始時間を待っている間は、イルカもシャチも水槽を泳いでくれるので待ち時間についてもそんなに苦はありませんでした。
イルカについては、1頭、水槽のまわりに集まっている子どもにわざと水をかけるいたずらな好きなイルカがいるようなので注意が必要です。
ちなみに、イルカもシャチもショーが終わるとすぐに裏に引っ込んでしまうので、近くで写真を取りたい場合は、ショーの待ち時間にしておきましょう。
お昼・食事について
須磨シーワールドでは、飲食の持ち込みは原則NGです。
(※学校団体・子ども会でご利用の場合のみ、持ち込みは可能です。)
園内にはレストランやフードコート、スナックコーナーなどの他にキッチンカーが出展しています。しかし、お昼時には非常に混雑をしているので小さい子どもを連れている場合は、シーワールド周辺の飲食店でお昼をすませてからの入園をおススメします。
オープン開始の10時からのチケットを取りたいところですが、小さな子どもがいる場合には、昼食のことを考えると12時からのチケットをお勧めします。
須磨シーワールドでは当日券での再入場はできません。
神戸須磨シーワールドホテルで宿泊してる場合やホテルのレストランを利用する場合のみ、再入館のチケットを発行されます。
スマスイと比較して
綺麗にリニューアルされ写真映えがするような展示となっています。また、ショーについてもイルカ・シャチ共に大人でも楽しむことができました。
レジャー・観光施設として考えるとかなり質が高くなっていると思います。
しかし、海の生き物について学ぶという博物館がもつ教育施設としての要素が減ってしまったように感じます。アマゾン館や魚ライブ館、亀楽園写真映えとは無縁な施設も残しておいてほしかったという気持ちがあります。
海洋生物の大水槽についても、スマスイの時と比べてかなり小さくなってしまっていて残念です。
写真映えする水族館なら近くにアトアがあるので、アクアライブに関してはそこまで写真映えを意識しないでほしかったな。
劇場型アクアリウム-アトア –
アクアリウムを核に、舞台美術やデジタルアートが融合する劇場型アクアリウム。 舞台美術やデジタルアートが融合した都市型水族館です。
所在地:神戸ポートミュージアム
巡回ルートについても、
スマスイでは入り口を入ったらまず本館の大水槽でした。
水族館としてまず最初に持ってくるのは滝ではなく大水槽がよかったなと思います。
滝から始まり、海へと水が流れていくという流れを知るというコンセプトは分かりますが・・・。
スマスイでは本館を巡ってから、アマゾン館などの別館を巡りショーの時間が来たらイルカのショーを見に行くという巡回ルートでしたが、シーワールドではオルカスタディアムとドルフィンスタディアムの間の広場が入り口となっています。
それだけ、イルカやシャチのショーを推しているってことでしょうか。
目玉の、シャチが見えるレストランがエントランスの目の前なので、走ってレストランに殺到する人たち対策、安全確保のための配置なのかもしれませんが。
入園料に関してはスマスイ時代から比べるとかなり高くなってしました。
須磨水族館
大人:1300円
中人(15~17歳):800円
小・中学生:500円
須磨シーワールド
高校生以上:2900円~3700円
4歳~中学生:1700円~1800円
65歳以上:2300円~3100円で
スマスイ時代は、「ココロンカード」や「のびのびパスポート」で兵庫県下の小中学生は無料だったので、かなり割安な施設だったのが分かります。
しかし、近隣の施設と比べると妥当な金額ではありますね。
アトア(神戸)
大人(中学生以上):2600円~2800円
子ども(小学生):1500円~1600円
幼児(3歳以上):500円
海遊館(大阪)
大人(16歳以上):2700円~3500円
子ども(小・中学生)1400円~1800円
幼児(3歳以上):700円~900円
民営化とリニューアルによって、土日に気軽にお出かけできる場所ではなくなってしまいました。とはいえ、西日本で唯一シャチに会えるというのは魅力的ですね。
混雑が落ち着いたらぜひ、シャチを眺めながら食事できるレストランも利用してみたいなと思っています。
須磨シーワールド周辺のお店
PEI CREPE(ペイ クレープ)
須磨シーワールドに入園前に立ち寄りました。
店内はおしゃれで写真映えを意識したようなデザインとなっています。
竹炭のパウダーが使われているようで記事が真っ黒なのが特徴的です。
ボリューム感満点なので、子ども達は半分も食べることができませんでした。
須磨シーワールドの帰りなどにふらっと立ち寄りやすいお店だと思います。
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