元外構マンが道路面に面してない横向き玄関をオススメする理由【体験談】

こんにちは!

今回は家づくりで謎に思っていた玄関についてです。

一般的に玄関というと道路側に面しているイメージがあるかと思います。

全体の配置やバランスなどを考えた結果、最終的には我が家も玄関を正面に(道路に面して)つけることになりましたが、個人的には家の横側、道路から見えない面に付けるのがいいと思っています。
なぜ、横向き玄関が良いと考えているかについて今回は書いていきます。

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横向き玄関をおすすめする理由

我が家では建て替える前の家の玄関が横向きだったこともあって、私も妻も間取りを考える際に、要望の一つとして玄関を横向きにしたいと考えていました

建て替え前の間取り
建て替え後の間取り

個人的には、玄関は横向きにした方がプライバシーの面からもいいかと思っているのですが、正面を向いている方が一般的です。横向きが少ない理由をハウスメーカーの営業担当に聞いてみても、特に理由はないようで、お客さんから要望がない限りは基本的に正面にするとのことです。

正面に玄関がないとのっぺりした感じの外観になるので、デザイン性を考えると正面の方が良いのかもしれません。
ちなみに、元同僚の山田さんは玄関を横向きにしてるということなので、玄関は横向きがいいというのは外構屋ならではの意見なんでしょうか?

特に気にしてなかったけど、うちは玄関は横向きですね。

ちなみに、横向きにこだわるのは以下の理由からです。

・プライバシーを確保できる
・子どもの飛び出し防止などの安全対策
・どうせ壁面後退しないといけない
・前庭の有効活用

それでは一つずつ解説していきます。

プライバシーが確保できる

なぜ玄関を横向きにしたかったかというと、ひとえに道路からの視線が理由になります。

玄関が正面にあると、家のドアを開けた際に家の中が丸見えになってしまいます。玄関だけならまだ良いのですが、間取りによっては玄関ホールからリビングまで丸見えなんてこともありえます。

一方で、玄関が横向きの場合、扉を明けたときに道路から家の中が丸見えになる心配がありません。

ここで注意が必要なのが、お隣との関係です。
玄関が横向きの場合のデメリットとして、玄関を開けたら目の前にお隣のトイレの窓があるなんて事もあり得ます。そういった場合には境界に目隠しなどを付ける必要が出てきます。

子どもの飛び出し防止などの安全対策

また、玄関を横向きにすることで道路からの距離を取ることができます。我が家のように小さな子どもがいる場合、玄関を開けてそのまま道路まで走っていかないか心配ですよね。
玄関を横にしておくと、道路までにワンクッションおくことができるので、子どもの飛び出し対策として一定以上の効果があります。

どうせ外壁後退しないといけない

プライバシーや安全面以外で横向き玄関に拘った理由としては、外壁後退があります。

外壁後退とは、第1種、第2種低層住居専用地域などにおいては、道路や隣地との境界線から一定の距離だけ外壁を後退させなければならない、つまり、家を建てる際に道路や隣地境界から一定以上の空間をあける必要があります。

我が家の場合は、1mの外壁後退が必要でした。

最低でも1m、境界から建物を離さないといけないなら、玄関アプローチとして使ってしまったら空間の有効活用になるかと思ったからです。

アプローチとして幅1mはちょっと狭いですが、動線上に障害となるものがなにもないなら問題はありません。

前庭の有効活用

また、玄関を横向きにすることで前庭を駐車スペースとして有効活用がしやすくなります。

玄関が横向きになることで必然的に玄関アプローチは敷地の端になり、車を止める際に障害になりかねない門柱や宅配ボックスなどを、駐車スペースと干渉しない位置に配置しやすくなります。

よく、近所を歩いていても、「玄関の位置をずらしたら軽自動車であればあと1台止めるスペースが確保できたのに!」と思う配置の家は多くあります。

駐車スペースにいては、将来のことも見据えて広めに確保しておくことをオススメします
今は1台しか車がないからそんなに駐車スペースが要らないという場合には、ガーデニングスペースなどにしておいて、十年後ぐらいに外構リフォームで確保することも可能です。

横向きを諦めた理由

なぜ、横向き玄関をオススメしているにもかかわらず、玄関の位置を道路に面して正面にしたかというと、LDKの配置を優先からです。

お庭へのアプローチはキッチンではなくリビング側に作りたかったので、キッチンの位置も自動的に決定されました。

現在のリビングの配置で玄関を横向きにしようとすると、玄関からLDKに入る際にキッチンのすぐそばに出入口を作る必要が出てきます。さすがに、来客があった際にそれは嫌だという判断になり、玄関の位置を道路側にすることにしました。

ちなみに、軽自動車が止まってる駐車スペース側に玄関を作ることは、車が止まっている際に玄関へのアプローチが狭くなるので即没になりました。

駐車スペースの確保など、全体のバランスを見ながら配置していくと正面向きの玄関しか選択肢がありませんでした・・・。

セキスイハイムの間取りに、もう少し柔軟性があれば方法もあったんですが…。

【まとめ】間取りは優先順位の整理が大切

注文住宅で間取りを考える際は優先順位を整理することが大切です。あれもこれもと詰め込むと、動線が破綻した使い勝手の悪い間取りになってしまいます。

LDKやキッチンの位置を優先したことで、玄関の位置については希望通りにはなりませんでしたが、門柱を玄関からずれた位置につける工夫をすることで、玄関を開けたときにインターフォンの前に建っている人から家の中が丸見えにならないようにはしています。

また、玄関のプライバシーについては、玄関ポーチからの(子どもの)落下防止もかねて外構で目隠しを考えています。

ただし、ポーチが広くないで目隠しを設置するとむしろ不便になるのではと悩んでいます・・・。

子どもがもう少し大きくなったらポーチから落ちる心配をしなくてもいいから、使い勝手を考えると目隠しはない方がいいな?

そもそも、子どもが大きくなたら今みたいに玄関前で渋滞になる事も少なくなるから、目隠しを付けてもそこまで使い勝手は変わらない?

例え、間取りで要望を叶えられないとしても、インテリアやエクステリアなどを工夫することで要望を叶えることができる可能性もあるので、色々と頭を悩ましながら間取りを考えてみてください。

我が家では、ほぼ2か月間、子どもが寝静まった後に方眼紙を切ったりしながら間取りを話しあっていました。

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