ブログの収益化手段としてGoogleアドセンスを利用している方は多いですよね。今回は、そのアドセンスの「自動広告」機能を導入した結果、ブログのページビュー(PV)が大幅に減少してしまったのでその経験を共有したいと思います。
アドセンスの自動広告導入前後のPVや収益の変化について、詳しくレポートします。
導入を考えている方には参考になるかもしれませんので、ぜひご覧ください。
このブログでは、元外構マンで現在は高齢者や障がい者を専門に住宅のリフォームを手掛ける会社に勤めるさきさきパパが、外構や福祉住環境を切り口に家づくりについての情報を発信しています。
宅地建物取引士の資格を活かし、外構業者で働いていた時には建売住宅の販売業務を、現在は相続物件の相談業務も行っています。
プロフィール
保有資格:宅地建物取引士
建築業界歴:8年(2024年時点)
(内、職人歴:1年 外構・エクステリア専門店:5年 福祉建築会社:2年)
2児の父(完成当時:6歳の長女、1歳の長男)
2017年 築40年以上の中古物件購入
2022年 セキスイハイムでマイホーム完成(建て替え)
2024年 ESSEonlineの「日刊住まい」にてライター(ペンネーム:玉城夏海)として活動
Googleアドセンスの自動広告機能
Googleアドセンスは、ウェブサイトやブログに広告を表示するためのサービスです。ウェブサイト運営者やブロガーは、このサービスを使って、自分のサイトに広告を載せることができ、広告が表示されたりするたびに、少しずつ収益を得ることができます。
2024年よりクリック報酬が廃止されて、インプレッション報酬のみになり、ブログのPV数がダイレクトに収益に直結するようになりました。
アドセンスの自動広告は、サイト上の最適な場所に広告を自動で配置してくれる機能です。
Googleがサイトの内容やデザインを分析して、効果的な位置に広告を表示してくれるので、広告の場所や種類を自分で設定する手間が省けます。
しかし、自動広告は便利な反面、広告が多すぎて、ページの読み込みが遅くなったり、読者が広告に対して不満を感じたりすることがあります。そのため、離脱率が高くなったり滞在時間が短くなるなどSEOとしてデメリットもあります。
自動広告前後のPV・収益の変化
アドセンスの自動広告をonにしていた期間の前後のPVと収益の変化をグラフにしたものがこちらになになります。
自動広告をonにしてからしばらくするとPV数は急降下。
一番PVが高かった2月から1/3以下まで下がるという結果に。
収益についても、自動広告にしたから収益が上がったというわけではなさそう・・・。
現在は、5月末より扶桑社さんの日刊住まいにて記事を書かせてもらうようになったこともあり、若干ですがPVは回復しつつあります。
それでも500pv/月を超えることが出来ていません。
PV減少の要因
PVの増減についてはさまざまな要因が複雑にからんでいるので一概にこれが原因だと断定できません。ただ、自動広告がPV激減の要因の一つと考えることはできます。なぜ、自動広告にしたことでPVが激減したのか、その理由について2つ紹介していきます。
滞在時間の低下
自動広告を使うことで、広告が多く表示されることがあります。このことによりサイトが見づらくなり、ブログの訪問者がすぐに離脱、サイトの訪問回数や滞在時間が減ってしまうことになります。特に、オーバーレイ広告やポップアップ広告は嫌がるユーザーが多く、サイトの滞在時間を減らす大きな要因の1つになります。
Googleからのマイナス評価
サイトの内容に合わない広告や、あまりにも目立つ広告が表示されると、ユーザーに不快感を与えることがあります。また、誤クリックを誘引するようなブログ記事中の広告についてはサイト全体の信頼性が下がる可能性もあります。
Googleはユーザーにとって見やすく、使いやすいサイトであることが評価の対象なので、広告によってユーザーの利便性がさがる場合はマイナスの評価をされてしまい、SEO的に大きな痛手を被る可能性があります。
自動広告をoffにしてみて
自動広告をonにしていた際、サイトの両サイドに広告が表示されたりページを新しく開いた際に画面いっぱいに広告が表示さていました。また、ブログの記事中、しかも記事の途中で広告が入るなど、こちらの意図しない箇所で広告が入ることも多く、お世辞にもユーザー目線に立ったサイトになていませんでした。
しかし、自動広告をoffにしたことで煩わしい広告が減り、だいぶ見やすいサイトになったと思います。
広告に関していちいち頭を使わなくてもいいので自動広告は便利な仕組みであるのは事実です。なので、実際に自動広告をonにするなら、広告が多すぎないかなどのチェックを定期的に行い、PVに影響が出る前にoffに切り替えれるようにしておくといいでしょう。
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