こんにちは。
今回は我が家の2階部分を紹介します。
大きな声では言えませんが、2階って結構適当になっちゃいますよね。
1階の間取りは何度も何度も推敲を重ねるんですが、1階の間取りで階段の位置がここに決まったから、子ども部屋と寝室を確保しようとしたらこうなるよね、って感じで2階の間取りについてはちょっと手を抜いてしまった感じがあります。
それなりに2階部分もこだわってはいるのですが、1階の間取りを考える時と比べるとマイナス要素を潰す作業が圧倒的に欠けてしまいました。
2階に関してはこだわったせいで失敗してしまった箇所も多いので、失敗・後悔ポイントも含めて紹介していきます。
1階の間取りについてはこちらをご覧ください。
このブログでは、元外構マンで現在は高齢者や障がい者専門に住宅のリフォームを手掛ける会社に勤めるさきさきパパが、外構や福祉住環境を切り口に家づくりについての情報を発信しています。
プロフィール aboutさきさきパパ
保有資格:宅地建物取引士
2児の父(完成当時:6歳の長女、1歳の長男)
2017年 築40年以上の中古物件購入
2022年 セキスイハイムでマイホーム完成(建て替え)
日当たりの良い子供部屋
2階で一番重視したのが子供部屋です。
2部屋ともに南東からの光を取り入れることができるので、朝日をしっかりと浴びることが可能です。
吹き抜けを作った関係で、歪な形となり当初は赤枠の部分を収納にする案もありましたが、造作で勉強机を設置することにしました。
勉強机を赤枠の場所に持ってきたことで、ベッドを置いても空間がまだ残ります。
【後悔ポイント】吹き抜けの明かりを取り込む内窓
「勉強は明るい環境ですべし」という、妻の意見を反映して吹き抜けの明かりを取り込む内窓を設置しました。昼間は吹き抜けから差し込む太陽光を、夜は吹き抜けについているLEDバーの明かりを取り込み昼夜問わず明るい環境で勉強ができるようになっています。
採光に関しては満点ですが、内窓のせいでリビングの音が漏れて聞こえてしまうので失敗だったかもしれません・・・。子どもが実際に2階で勉強をするようになったら防音のカーテンなど、対策を考える必要があります。
床面積を有効活用する工夫
5畳の空間を最大限に有効活用できるように、扉については「引き戸」と「外開きの開き戸」にしました。
ただ、引き戸については実際に住んでみたらデメリットもあったので、もし、改めて家づくりをすることになったら、考え直すかもしれません。
引き戸を選択したことが失敗だったか成功だったか分かるのは、子どもがもう少し大きくなってからですね。
4.5畳の納戸
本当は、北東の窓から朝日が差し込むのでこっちに寝室を持ってきたかったのですが、シングルベッドを家族が寝れるくらいに並べることができないということで、納戸をこの位置にもってきました。
太陽光の蓄電池などもこの部屋に設置されていますが、一応、客間や書斎・子ども部屋などとしても利用できるようにテレビの配線なども用意しています。
シックな寝室
我が家はどちらかというと、ホワイト系の壁紙や床材を使用していますが寝室だけは雰囲気を変えてシックな空間にしています。
本当は、1階から2階まで全部シックな雰囲気が良かったのですが、子供のおもちゃが散らかるとシックな雰囲気が台無しになるという妻の意見から断念。寝室だけが落ち着いたシックな空間となっています。
約6畳のバルコニー
ちょうど、建物の東北東に位置するバルコニーは、午前中は日当たりが良いですが午後からは日陰になるので、夏場子供がビニールプールで遊ぶのにちょうどいい空間となっています。
2階だから人目も気にする必要がありません。
オプションでバルコニー水栓をつけているので、水遊びには困りません。
ちなみに、バルコニーは布団を干すのには活用していますが、洗濯物を干す場所としては活用されていません。我が家では、基本的に洗濯物はドラム式洗濯機の乾燥機能を使用するか1階で室内干しをしています。
セキスイハイムの営業さんに、「Ⅰ種換気なんで室内干しでも臭いも気にならないし、すぐに乾きますよ」と言われましたが、実際に住んでみて思うのは、
室内が乾燥するから室内干しで湿度上げなあかんだけやん!!!
油断すると湿度が30%を切ってしまいます・・・(-_-;)
【後悔ポイント】センサーライトの廊下
一般的にトイレや玄関、廊下などはセンサーライトにしておくと便利といわれています。
確かにいちいち消したり付けたりする必要がなく便利なので1階のセンサーライトは付けて正解だったと思っていますが、2階に関してはセンサーライトにしない方がよかったと思っています。
夕方から就寝前は便利な機能ですが、就寝時間後は明かりが眩しすぎて困っています。
センサーライトの明かりは真夜中に使うとかなり眩しく、深夜に寝室からトイレに行く際に明かりで目が覚めてしまいかねません。また、扉を開けたタイミングで照明が付くので、廊下の明かりが寝室に入ってきてしまいます。
夜中はほんのり薄暗い明かりつくような設定ができるのであれば便利かもしれないですが、オン・オフだけの機能しかないなら、2階(寝室周辺)には、センサーライトは採用しない方がいいかと思います。
我が家では2階の廊下は、就寝前にセンサーをOFFにしてしまい、階段の明かりをつけっぱなしにして、廊下の明かりとして利用しています。
2階廊下とトイレにはフットライトがオススメ
元々、2階の廊下にセンサーライトを設置した理由は、夜中に電気をつけずに廊下などを歩くとつまずいて転倒する可能性がある為です。
とはいえ、ダウンライトは明るすぎる。
なので、2階の廊下やトイレなどにはAmazonや楽天などで購入できるコンセントタイプのフットライトがオススメです。
家を建てるタイミングで、フットライトを最初から設定しておくことも可能ですが、器具代と取付工事代でそれなりの金額がするかと思うので、数千円で購入可能なコンセントタイプのものをお勧めします。
掃除などにも必要になるので廊下にもきちんとコンセントは数を用意しておきましょう!
【まとめ】2階は真夜中を旨とすべし!
2階にLDKがある場合は別として、寝室や子供部屋が2階にある間取りの場合は、真夜中の時間帯を想像して間取りや照明設備などを考えることをお勧めします。
基本的に2階は夜中に過ごす空間なので良質な睡眠をとれるような工夫を考える必要があります。
昔に戻れるなら音漏れや光漏れの問題について、自分自身にレクチャーしたい。
2階の間取りは配置や間取りのパターンが制限されるので適当になりがちですが、最後まで気を抜かずに推敲を重ねてください。特に、インターネット上の情報は鵜吞みにせずに、メリットとデメリットをきちんと比較しながら器具や建具を決めてください。
理想の住宅を手に入れるために
家は一生のうちで一番高い買い物。できるだけ、いろんな会社やプランを吟味して選びたいですよね。
ただ、限られた時間と費用の中で、業者を一つ一つあたっていくのは大変ですよね。
わが家は全部で20社近い近いハウスメーカーや工務店を回りましたが、ものすごく疲れたし時間がかかりました。
特に、小さな子どもを連れているとまともに話を聞くの難しいかと思います。だからこそ、実際に足を運んで地元の業者に相談しながら同時に「タウンライフ」などの一括見積サイトの活用をおススメしています。
引っ越しなどはもはや一括見積サイト通して依頼することが当たり前ですが、家づくりでは一括見積サイトは併用して活用するのがおススメです。
私としても、一括見積サイトだけで業者を選ぶのはどうかと思いますが、こうしたサイトで見積もりを取っておくことで、値引き交渉などにも活用できるのでお勧めです。
こんな方におすすめ
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