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将来の変化に対応する住まい。今人気の「1階完結型間取り」

今、人気の1階完結型間取りって聞いたことありますか?

1.5階建て準平屋と言ったりもしますが、可能な限り1階を充実させることで、老後に1階だけで生活することが可能な間取りの事を言います。将来の暮らしを見据えるだけでなく、1階に生活空間を集約することで、便利さ利便性が最大限に引き出されます

この記事では、今話題の1階完結型間取りの特徴について探っていきます。

我が家の間取りも1階完結型間取りでつくりました。

この記事の最後に、我が家の間取りについても紹介したいと思います。

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1階完結型間取りの特徴

1階完結型の間取りの特徴は生活機能が1階に集約されており、2階部分は基本的に寝る為だけの空間として利用されるのが特徴となっています。1階に配置される機能ととしては以下のスペースがあげられます。

メインエリア
LDKを間取りの中心に配置する。
-メインエリアは広く開放的なデザインにし、生活の中心となる場所とします。

プライベートエリア
バスルーム、トイレなど。
-将来を見越して必要であればバリアフリー仕様のバスルームやトイレにする。

収納スペース
日常的に使用する物品を収納できるスペースを確保する。
– ウォークインクローゼットなど、効果的な収納スペースを配置する

多目的スペース
将来的に1階で寝る際に使用する部屋
-子どもが小学生低学年ぐらいまで一時的に使用するおもちゃ部屋や学習スペース、ワーキングスペースなど自由に使える部屋

1階完結型間取りは、日常生活を送るにあたり必要な要素を1階に配置するため、ユニバーサルデザインの面で優れています。将来的に身体的な制約が出てきた場合や高齢化に伴って移動の負担が増えた場合でも、階段の上り下りが不要なため快適に生活することができます。また、生活導線がすっきりとまとまっているので、赤ちゃん小さな子どもがいる家庭にとっても使いやすい間取りとなっています。

十分な収納スペースと将来的に寝室として使用できるスペースの確保が、1階完結型間取りのポイントとなってきます。

柔軟にデザインできる2階の活用

1階完結型間取りでは1階に生活機能をもたせているので、基本的に2階は寝るだけのスペースとして考えます。2階部分は寝るだけの必要最低限の空間でも構いませんが、間取りに遊びをもたせ将来のライフスタイルの変化に対応してさまざまな使い方も可能で書斎、収納スペース、子供のプレイエリア、セカンドリビングなど、自由な発想で活用できます。

寝るためだけの主寝室

1階の主寝室を持ってくると1階のリビングや収納を圧迫してしまうので、元気な間は2階の主寝室を使用します。

主寝室にウォークインクローゼットや書斎、パウダールームなどを併設する間取りも人気ですが、こうした機能は可能な限り1階に持っていき2階の寝室はシンプルにします。

コンパクトな子ども部屋

子ども部屋の平均的な広さは6畳と言われていますが、最近は4.5畳~5畳の小さめの子ども部屋が人気になってきています。

中高生になると自分の部屋で生活する時間も増えてきますが、小学生のうちは自分の部屋があっても寝るとき以外は使わないというのが実情ではないでしょうか。また、子どももやがては結婚、就職などで家を出ていくことになるので、実際に子ども部屋が必要な期間というのは長くても十数年程度で、そんな子ども部屋を広くするのはもったいないという人が多くなっています。

あえて、子ども部屋を狭くすることで、勉強以外の時間はリビングで過ごし、家族が集まってコミュニケションが取れるようにという狙いもあります。

予備の部屋としても使える広めの納戸

広めの納戸を作っておくことで、家庭内の物品や季節ごとの衣類、書類など、多様なものを収納し、1階をスッキリと保つことができます。また、将来的な家族構成の変化に備えるための予備の寝室や親戚や友人が止まりに来た際に寝る部屋としても活用可能です。
趣味の道具や工具、習い事の道具を収納することで、趣味や作業に集中できるスペースとしても活用、自分の時間をゆっくりと楽しむこともできます。

お外時間を楽しむバルコニー

コロナ渦の中で、バルコニーは注目を集めるようになりました。自宅にいながら、屋外に近い環境を提供し、心身の健康をサポートしてくれます。バルコニーをリラックス趣味の場として、植物を育てたり、読書やヨガなどの活動に没頭したりすることで、ストレスの軽減やリフレッシュが可能です。

さらに、バルコニーで食事やおしゃべりをする人も増えました。道路からの視線を気にする必要のないバルコニーは新たな社交の場として重宝されています。

開放的な空間を生む吹抜け

1階に生活機能をまとめてしまっているので、2階については吹き抜けをつくって空間を贅沢に使うことも可能です。

吹き抜けを作ると冷暖房効率が落ちるというデメリットがありますが、最近の高気密・高断熱の家ならそこまで冷暖房効率が落ちることはありません。

吹き抜けがあることでリビングが開放的で明るくなり、より快適な空間を生み出すことが可能となります。

将来を見据えた間取り・配置計画

トイレ:最後まで自分で行けるように

高齢や身体が不自由になると車椅子や歩行器を利用してトイレに入ることも考えられます。その際にはトイレの有効間口を広くしておくと便利です。

トイレの有効間口を広くする方法としては、開き戸にしておくという方法が一般的ですが、引き戸は気密性・遮音性の面で劣るという欠点があります。なので、元気なうちは開き戸にしておき、高齢になった際に開き戸にリフォームできるように、戸を引き込むことのできるスペースを確保した間取りにしておくといいかと思います。

外部へのアプローチ:安全に外出できるように

最近の住宅は家の中については基本的にバリアフリーになっており、段差がない設計になっています。しかし、玄関ポーチで階段があり、玄関から道路へのアプローチに関して車椅子などを使用しての移動が困難になりがちです。

車椅子を利用して外出を行う場合はスロープが必要となってきますが、階段をスロープにする場合、誰かに車椅子を介助してもらう場合は段差の6倍の長さが、自分で車椅子をこぐ場合は12倍の長さが必要になってきます。

仮に玄関ポーチが60㎝(タイル2枚分)の場合は、スロープの長さが1.8m~3.6mになってきます。

階段をスロープにするだけのスペースがあれば問題ありませんが、玄関前にスロープを施工するスペースが難しい場合は、お庭にスロープを施工するか、段差解消機設置し吐き出し窓から出入りをすることになります。

お庭から出入りをする可能性がある場合は、お庭から駐車スペースまでのアクセスについても検討しておく必要があります。

浴室:使いやすく入りやすい配置

浴槽の配置につ関して、将来、車椅子などを使用する可能性を考えると入口と浴槽が平行で洗い場に真っ直ぐ入ることのできる配置がいいと思います。また日頃、利用するにあたってはシャワーに向かって座った際に利き手側に浴槽がある方が使い勝手が良いです。

一般的には右利きの人が多いので下の写真のような配置の浴槽がおススメです。

我が家の1階完結型間取り:35坪(建坪:19.4坪)

ポイント①:収納

1階完結型間取りのポイントは何といっても収納です。
収納を1階部分に多く確保することで、1階だけで生活が可能かどうかが決まってきます。

我が家の場合、収納は玄関収納と階段下収納、そしてファミリークロークの3か所あります。
また、予備として玄関ホールにもちょっとしたスペース(下の図の赤枠部)を確保しています。

ポイント②:ランドリースペース

1階完結型間取りにおける家事動線で重要なのが
「洗濯物を干す→取り入れる→たたむ→しまう」の一連の動作です。

実際は、リビングの一角で部屋干しをしていますが、一応、3畳の洋室をランドリースペースとして作りました。この3畳のスペースは将来的にベッドを置くことを想定しており、現在はワーキングスペース兼子どもたちの服を収納するスペースとなっています。

ポイント③:納戸

2階には4.5畳の大きめの納戸を作っています。
ここにオフシーズンの服や布団、子どもが保育園や学校で作った作品などをしまっています。

ポイント④:6畳のバルコニー

ちょうど家の東にあたるところにバルコニーを作りました。
2階にあるバルコニーは周りの目を気にすることなく、プールなどを出して楽しむことができるプライベート空間として最適です。

夏の暑い日も午後には日陰になるので、日焼けを気にする必要がありません。

まとめ

1階完結型間取りは、便利さや利便性を追求した間取りの1つです。
間取りのコンセプトは「将来の老後に1階の生活空間だけで生活できるようにする」ことで、ユニバーサルデザインの観点からも優れており、将来的な身体的制約や高齢化による移動の負担があっても快適に生活できます。
1階には日常生活を送る空間や、収納スペースなどの機能が配置さ、2階は寝るだけのスペースとして活用することになります。また、将来のことも見据えトイレや外部へのアプローチ、浴室などもバリアフリーな配置が求められます。

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