現代のライフスタイルにおいて欠かせない存在となっている宅配ボックス。
日々の生活でオンラインショッピングや宅配サービスを利用する機会が増える中で、荷物の受け取りや配達の手間や不在時の心配を解消するために、宅配ボックスがますます重要視されています。しかし、実際には戸建ての普及率はまだ31%と伸び悩んでいます。
本日は、そんな宅配ボックスのメリットと、実質費用負担ゼロで宅配ボックスを施工できるかもしれないお得な補助金について解説していきます。
このブログでは、元外構マンで現在は高齢者や障がい者専門に住宅のリフォームを手掛ける会社に勤めるさきさきパパが、外構や福祉住環境を切り口に家づくりについての情報を発信しています。
プロフィール aboutさきさきパパ
保有資格:宅地建物取引士
建築業界歴:8年(2024年時点)
(内、職人歴:1年 外構・エクステリア専門店:5年 福祉建築会社:2年)
2児の父(完成当時:6歳の長女、1歳の長男)
2017年 築40年以上の中古物件購入
2022年 セキスイハイムでマイホーム完成(建て替え)
2024年 ESSEonlineの「日刊住まい」にてライター(ペンネーム:玉城夏海)として活動
宅配ボックスの普及の背景
2017年ごろから、運送会社の人手不足を受けて宅配ボックスが注目されるようになりました。その後、コロナ禍を経て、対面せずに荷物を受け取れる利点から、多くの家庭で宅配ボックスの設置が増えました。さらに、単なる荷物の受け取り機能だけでなく、さまざまな機能が付加された製品が各メーカーから販売されるようになりました。
しかし、先述の通り、普及率はまだ31%にとどまっており、設置費用やスペースの確保がネックになっていると言われています。
設置費用に関しては、今ならお得に設置可能な補助金があるので、関心がある人は最後まで読んでみてください。
宅配ボックスの機能につて
基本の3機能
宅配ボックスの設置の目的としては、配達時に不在でも安全に保管することができることです。そのため、配達ボックスには以下の機能は求められます。
・荷物受け取りの印鑑が用意されている
・配達員が荷物を入れた後に施錠が可能
・第3者が宅配ボックス持ち箱にできないようになっている
上の3つがクリアできれば、宅配ボックスとして成立するので、実は下の画像のような簡易な物でも宅配ボックスとして利用ができます。
南京錠などで蓋をロックし、本体をドアノブや柱などに固定しておけば、宅配ボックスとして利用できます。
プラスαの高機能
宅配ボックスの基本機能は、「印鑑が押せる」「荷物を鍵付きで保管できる」「宅配ボックスが持ち運べないようになっている」の3つですが、これに加えて、高機能な宅配ボックスも多く発売されています。
以下では、そうした追加機能を紹介します。
宅配ボックスを設置するメリット
宅配ボックスのメリットは、非対面で荷物を受け取ることができ、再配達の手配が不要であることです。最近では、宅配ボックスがなくても玄関先に荷物を置いてもらう置き配などのサービスもありますが、置き配の場合には盗難などのリスクが発生します。
さらに、最近では宅配便業者を装った「不在通知」の偽ショートメールが届くという事例も増えています。
よく、こうした「不在通知」のショートメールが携帯に届いて迷惑しています。
パソコンなどの機器に疎い高齢者の世帯では、宅配ボックスを設置することでこうしたワンクリック詐欺のショートメールが詐欺だと判断できるようになり、悪質なショートメールに引っかかるリスクを減らすことが出来ます。
宅配ボックスの選び方
宅配ボックスを選ぶ際には、自身の生活スタイルを考慮して、大きさなどを判断することが重要です。自分や家族が普段受け取る荷物の量や大きさを考えて商品を選びをします。
宅配ボックスの大きさが小さすぎると荷物を収納できない場合がありますし、逆に大きすぎるとスペースを無駄にしてしまいます。また、ネットでの買い物が多い場合には、複数個の商品を受け取れるタイプのものを選ぶようにしましょう。
ネットショップをよく利用しる家庭には大きさの違う2段タイプのタイプの宅配ボックスがオススメです。
お得に宅配ボックスを設置する方法
ここからは、お得に宅配ボックスを設置する方法について解説していきます。
宅配ボックスを実質自己負担なしで設置する方法というのは、国土交通省が行っている「こどもエコすまい支援事業」の補助金を活用するという方法です。
我が家でも、家を建てたときは「こどもみらい住宅支援事業」という名称でしたが、2024年度は「こどもみらい住宅支援事業」という名称となっており、環境省や経済産業省が行っている他の補助金制度とも連携しており、お得にリフォームが出来る制度となっています。
この「こどもみらい住宅支援事業」の補助金を利用することで、子育て・若年世帯は家を新築時に最大100万円の補助金を受け取ることが出来ます。また、リフォームに関しては、子育て世帯・若者夫婦世帯は上限30万円/戸を、その他の世帯については上限20万円/戸をもらうことができます。
※子育て世帯・若者夫婦世帯が既存住宅購入を伴う場合は、上限60万円/戸
※長期優良リフォームを行う場合は、子育て世帯・若者夫婦世帯:上限45万円/戸、その他の世帯:上限30万円/戸
この補助金制度ですが、工事費用に応じて補助金がでるわけでなく、工事内容に応じて補助金が出るようになっています。具体的には、宅配ボックスを設置すると11,000円の補助金が出ます。
補助金の支給条件については、こちらの専用サイトをご確認ください。
安い宅配ボックスなら1万円以下でもあるので、実質0円で宅配ボックスを設置することが可能です。
まとめ
宅配ボックスは、荷物の受け取りや配達の手間を省き、安心して荷物を受け取ることができます。生活が便利になるだけでなく、ドライバー不足という社会問題にたいしての貢献もできるので、まだ、宅配ボックスを設置していないという方は、ぜひ、設置を検討してみてください。
また、設置に関して費用面がネックという場合には、お得な補助金制度があるほか、実は安い簡易なタイプの宅配ボックスがあるということも知っておくと良いと思います。
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