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新築外構で失敗しない為に!外構をハウスメーカーですべき5つの理由

新築外構に関して「ハウスメーカーが外まわりについても提案してくれる」と思い込んでいる人が多いですが、実際にはハウスメーカーとは別の会社で施工されます。最近は、外構も自社で行う会社も増えてきましたが、かなり少数派です。

今、このブログを読んでいる方の中にも、「え!ハウスメーカーにお願いしたら外まわりも工事してくれるんじゃないの!?」って思われる方もいるかと思いますが、ハウスメーカーの営業マンは外まわりの提案は基本的にはしてくれないと考えた方がいいです…

ハウスメーカーはあくまでも建物を売る住宅の会社であって、外まわりは建物と関係のない部分になります。むしろ、外構の話を下手にすることによって、客の意識が外構に移ることを避けたいと考えています。
なぜなら、外構に予算を持っていかれたくないからです。

家を建てる側(施主)からすると、建物+インテリア+外構の3つにバランスよく予算を配分していきたいところですが、住宅の営業マンからしてみると外構は出来るだけ金額を抑えて建物とインテリアの配分を大きくしたいと思っています。

なので、多くのハウスメーカーの営業マンは、外構はおまけ程度にしか考えておらず、どちらかというと後回しにしたいと考えています(ꐦ°᷄д°᷅)

ただ、こうした問題があるとはいえ、新築外構はハウスメーカーでお願いした方が失敗が少ないと思っています。

なぜ、新築外構はハウスメーカーで工事した方が良いのか、解説していきます。

このブログでは、元外構マンで現在は高齢者や障がい者専門に住宅のリフォームを手掛ける会社に勤めるさきさきパパが、外構や福祉住環境を切り口に家づくりについての情報を発信しています。

プロフィール aboutさきさきパパ
保有資格:宅地建物取引士
2児の父(完成当時:6歳の長女、1歳の長男)
2017年 築40年の中古物件購入
2022年 セキスイハイムでマイホーム完成(建て替え)

新築外構で多い失敗についてはをこちらにまとめているので、これから家づくりを考えている方はこちらの記事も参考にしてください。

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ハウスメーカーにお願いした方が良い5つの理由

ハウスメーカーにとって外構とはおまけに過ぎず、あまり時間をかけてたくないものなのに、なぜハウスメーカーに外構をお願いした方がいいかというと、以下の5点を上げることができます。

  1. 外構業者を探して打ち合わせをするのにはエネルギーが必要
  2. 間取り確定前に相談に乗ってもらえる
  3. 実はそんなに高くない
  4. 引き渡しの際に外構が完成している
  5. 新築外構は必要最低限でいいい

こうした理由からハウスメーカーで外構をお願いしたらいいと考えています。
それでは、順を追って説明していきます。

外構業者を探して打ち合わせをするのにはエネルギーが必要

家づくりにはかなりのエネルギーを必要とします。

間取りを決めるにあたって、毎週のように2時間~3時間の打ち合わせ…。子ども連れでの打ち合わせはほんとに大変です( ;∀;)

我が家の場合は、私自身が元外構屋なので間取りと平行して外構のプランを考えていました。
また、セキスハイムの外構担当が偶々元同僚だったということもあってちょくちょくと間取りの打ち合わせに同席してくれたということもあり、間取りが確定した段階で外構についてもゾーニングはほぼ決まっていました。

しかし、一般的には間取りが確定してからの外構プランの作成になります。
間取りが確定するまでに何度も打ち合わせを重ね、ようやく間取りが決まったと思ったら、

さぁ、今から外構について考えてください。

外構業者はうちを通すと紹介料が発生するので、自分で探してもらったほうはいいと思いますよ。

なんてことを言われて、放り出されてしまいます。

業者選びからするとなると体力・気力的にも負担ですし、間取りが完成して引き渡しまでの間に外構業者を決めてプランを決定となると時間的にもタイトになります。正直、もし自分に外構の知識がなく、「さぁ、今から外構について考えてください」と言われたら、正直やってられないと思うくらいにくたくたになった状態で、外構を考えないといけません。

なかには外構工事をしなくても生活はできるので、しばらく外構はそのままでも構わないという人もいますが・・・。

外構に手を付けずにそのままにしておくのはさすがにお勧めしません。

間取りが完成してからの業者選びになると、相談することができたとしても2社ぐらいかと思います。「その2社が果たして自分にあった業者なのかどうか・・・。ハウスメーカー選びにはあんなに何社も回ったのに、外構業者選びには時間を使え無いのか・・・」と、そんなストレスを抱えるぐらいなら最初からハウスメーカーに外構もセットでお願いしておいた方が、要らないストレスもかからないかと思います。

実際、私自身が外構の会社で働いている時に新築外構の相談に来るお客さんの多くが、最終的にはハウスメーカーないし、ハウスメーカーが紹介する外構業者で工事をしていました。

間取りが確定したタイミングで、子連れで一から外構業者を探すエネルギーは正直残ってないです…( ;∀;)

間取り確定前に相談に乗ってもらえる

通常、外構については間取りが決定してからの相談となりますが、外と中との繋がりを一体として考える為には、間取りを変更可能な段階で一度外構についてプロのアドバイスが必要だと実体験を通して感じました。

一般的に、ハウスメーカーの営業マンや設計担当者は建物内の動線についてはよく考えていますが、建物の内と外との動線についてはそこまで考えていません。なので、後々、駐車場が狭い、カーポートで室内が暗くなった、思ったよりも費用がかかってしまったなどの失敗をしてしまうことが起こってしまいます。

新築外構の相談段階では、お庭でBBQをしたり家庭菜園をしたりと計画を立てていても、実際に住み始めてみると活用されずに雑草が生えているお庭というのも少なくありません!
お庭が普段過ごすことの多いリビングダイニングに接していない場合は特に、使用頻度が低くなり手つかずの状態になりがちです。

また、駐車場から玄関までの動線はどうでしょうか。
晴れていると、駐車場から玄関までの距離があってもそこまで負担になりませんが、雨が降っていたりすると駐車場から玄関までの距離は生活しやすさに大きな影響を与えてきます。特に、小さな子どものいる家庭の場合は、カーポートをつけて雨にぬれずに車から玄関まで出入りが出来ることは非常に重要です。
仮に、駐車スペースから玄関が離れている場合でも、駐車スペースの近くに勝手口を付けることで利便性があがります。

こうした建物と外部の接続や外部空間の使い勝手についてのアドバイスができるハウスメーカーの営業マンは珍しい存在です。

なので、営業マンに外構もお願いすると最初に伝えたうえで、

まずは間取りが確定する前にハウスメーカーの外構担当、もしくは下請けの外構業者の方と打ち合わせをしましょう。外構のプロの視点から、内から外、外から内の動線についてのアドバイスをもらい、間取りに反映させましょう。
特に高低差のある土地の場合は、土留めの費用が大きくかかってくるため間取りの打ち合わせの時に一緒に提案をしてもらった方が安全です。駐車スペースや玄関の位置をトータル的に考えないと後から外構費用が高くなってしまいます。

特に、駐車スペースの確保は間取り確定してからだと難しかったりするので、前もって意見をもらえるのは大きいと思います!

実はそんなに高くない

一般的にハウスメーカーの外構は紹介手数料が乗っているから高いと思われがちですが、一方で、広告宣伝の費用を削ったりするので実は思っているほど高くはありません。また、ハウスメーカーの外構の場合は使用するタイルやブロックなどの商材もシンプルなものを大量仕入れしているケースも多いので、オーソドックスなデザインになってしまいますが、それでも構わないのであればわざわざ別の外構業者を探す必要もないかと思います。

新築外構は必要最低限(門柱、玄関アプローチ、駐車スペース、境界ブロック等)で構わないという方は、ハウスメーカーでの外構をオススメします。ただし、ハウスメーカーから出てきた外構プランが要望に沿わない場合は、一度、ハウスメーカー以外の業者を検討した方がいいかもしれません。

また、新築外構の段階からお金をかけてでもカーポートや目隠しフェンスなどのエクステリアや、外構・お庭全体のデザインを拘りたいという方も、自分で外構の専門業者を探すことをオススメします。

新築外構は必要最低限で100万円程度で抑えようという場合には、ハウスメーカーの方が高かったとしても、大きく金額の差はなく、多少高くても窓口を一本化できるメリットの方が大きいかと思います。

ハウスメーカーよりも確実に安く抑えたいなら、職人さんが営業も兼ねてるような個人経営の外構屋さんにお願いする必要があります。

引き渡しの際に外構が完成している

梅雨や台風などで工事が遅れる引き渡しの際に外構が完成していないこともありますが、基本的にハウスメーカーで外構を依頼する場合、外構が完成してからの引き渡しができりるように工程を組むことになります。

一方で、外部の外構業者に工事を依頼すると引き渡しが終わってからの工事となるため、外構工事が終わるまでは、仮設のポストやインターフォン、駐車スペースも砂利を敷いただけの状態で数週間から数か月生活をする必要が出てきます。

外構が終わっていない状態だと、晴れている日はそこまで不便を感じないかもしれませんが、雨の日は足元がぬかるんだりと、不自由な生活を送ることとなります。また、せっかく立派な家が完成しても、外構が未完成な状態だとどうしてもみすぼらしく見えてしまいます。

特に、引っ越しなど大きな荷物を搬入する際には外構が完成していていると足元が便利で助かります。

外部の業者に新築外構をお願いしようとしている人も、駐車スペースと玄関アプローチだけは、ハウスメーカーに依頼しておいておいいんじゃないでしょうか。

そもそも新築外構は必要最低限でいい 

なぜ、新築外構は必要最低限でいいと主張しているかというと、実際に住んでみないと分からないことが多いからです。

リビングの目隠しフェンスも、実際に住んでみないと必要な高さは分かりません。
家を計画段階ではお庭にウッドデッキを作って、週末は家庭菜園をと考えていても子どもが小さいうちは実際はお庭をいじる時間がないってケースも多くあります。外構やお庭は家の中と違い、比較的リフォームもしやすいので実際に住んでみて自分達のライフスタイルが確立したタイミングや、子どもの成長などに合わせて工事をすることをおすすめします。

エクステリアについては法律・制度上、すぐにはしない方がいいものがあります。カーポートに関しては建築基準法の制限を受けるので、建築確認が済んでから設置します。
また、物置やガーデンルーム・サンルームなど固定資産税の課税対象となる為引き渡し後、1~3か月して自治体の家屋調査が終わってから設置するのが一般的です。

エクステリアの業界はかなり、グレーゾーンな所があるところも、ハウスメーカーが嫌がる理由かと思います。

ただし、新築外構プランを考えてもらうときに、「カーポートを設置したい。」「ここで、BBQをしようと思ってる。」など、将来のイメージも伝えてプランに入れてもらっておいてください。
カーポートを設置する場合、柱がくる部分だけコンクリートを打たずに土のままに残しておくことで、実際にカーポートを設置する際に、工事費用を抑えることができます。

また、BBQをお庭で使用と思った場合、立水栓が近くにあると便利ですよね。

将来的にリフォームがしやすい、また、リフォームした際に無駄な費用が掛からないプランが、新築外構にとっては良いプランかと思っています。

我が家の場合、カーポートの柱の部分もあえて、コンクリートを打っています。一般的に、柱の部分を残してコンクリートを打つ場合、柱が来る箇所は砂利を引いておくのですが、その場合、下の子が砂利を投げて車に当てる可能性が高いからです。
また、お庭については、一面に防草シートだけ引いてもらって、自分たちで管理が出来る範囲だけシートをめくっては開墾、家庭菜園のスペースを拡張しています。

外構工事は、家と違って後からリフォームがしやすいので、新築の時に急いで全部の工事をする必要はありません。
日常生活を送るにあたって必要最低限の工事だけしおけば、とりあえずはOKです。
実際に生活してみて、やっぱりあれが欲しいな、とか、これをしとかないとって思った工事を後からリフォームでお願いすることで、無駄な工事をしないですむかと思います。

外構業者で働いている時には、家を建ててから1、2年経ったタイミングでのリフォームの相談は多かったのです。

実際に生活してみて必要だと実感した箇所を工事していくのがいいと思っています!

まとめ

この記事では、新築外構についてハウスメーカーに依頼した方が失敗が少ない理由について解説しました。

ハウスメーカーに依頼した場合、金額が高くなったり、デザイン性が乏しくなるなどのデメリットがありますが、建物の間取りと並行して外構プランについても考えることができるなどのメリットがあります。

こうした、メリットを活かしデメリットを小さくする為に、新築外構は必要最低限だけ行い、新生活が落ち着いたタイミングで外構リフォームを外部の業者に依頼するのが良いと考えています。

新築外構の段階からある程度きちんと仕上げておきたいという人は、こちらの記事を参考にしながら自分に合った業者を探してみてください。

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