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【ハウスメーカー比較】19社見学してみて感じた各社の感想と特徴|その4

プロフィールでも書いていますが、我が家では2回、家づくりの計画を行っています。

1回目は長女が2歳になったタイミング。
そして、2回目は長女が小学校に上がり、下の子が保育園に入学したタイミングです。
1回目の2017年は最終的に築40年以上の中古物件を購入することなました。そして、5年後に改めて家づくりをスタート、セキスイハイムで家を建て替えました。

このあたりのいきさつについては、よかったらこちらの記事を読んでみてください。

この記事では、2017年と2022年にまわったハウスメーカーや工務店について見学・相談した感想などを紹介しています。

左官職人の親方の下で外構の現場を1年間経験し、その後、外構・エクステリアの専門店で5年間勤務。現在は高齢者や障がい者専門に住宅のリフォームを手掛ける会社に勤めるさきさきパパが、外構や住宅のバリアフリーを切り口に家づくりについての情報を発信しています。

プロフィール aboutさきさきパパ
保有資格:宅地建物取引士
建築業界歴:8年(2024年時点)
(内、職人歴:1年 外構・エクステリア専門店:5年 福祉建築会社:2年)
2児の父(完成当時:6歳の長女、1歳の長男)
2017年 築40年以上の中古物件購入
2022年 セキスイハイムでマイホーム完成(建て替え)
2024年 ESSEonlineの「日刊住まい」にてライター(ペンネーム:玉城夏海)として活動

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元外構マンのマイホーム計画!住宅展示場の見学体験記

2017年当時、職人として外構現場での仕事の経験はありましたが、家づくりについては全く知識がない状態でマイホーム計画をスタート。人気の校区で家を建てたい(探したい)と、とりあえず家の近くにある住宅展示場に見学に行きました。

当時は、3000万円あれば土地を購入したうえで家が建つと思っていました・・・

まぁ、土地や家の性能へのこだわりを捨てれば不可能ではないのですが(-_-;)

1回目の時は平日が休みで、子どもを保育園に預けながら住宅展示場に行くこともできたので、かなり色んなハウスメーカーをじっくりと回ることができました。

1回目に回ったハウスメーカー・工務店(五十音順)

アイ工務店
イシカワ
一条工務店
三建
ジャムホームエステート
スウェーデンハウス
セキスイハイム
積水ハウス
大工産
パナホーム
パルスタイル(勝美住宅)
へーベルハウス
リブライフ
・ロコホーム

2回目は、2人の子どもを連れて土日に回っていたので、かなりバタバタの相談・見学でした。

それでも何社かは見学出来てはいます・ただ、セキスイハイムとの相談ついでに見学したり、住宅展示場のイベント目的での見学で、ちらっとしか見てないハウスメーカーが多々あります。

2回目に回ったハウスメーカー・工務店(五十音順)

・秋山住建
一条工務店
・エルテオホーム
セキスイハイム
積水ハウス
・檜家住宅
・ヤマダホーム
・ライフデザインカバヤ

この記事のシリーズでは、これらハウスメーカー・工務店についてモデルハウス・ショールームの見学した感想について紹介しています。
今回の記事では、パルスタイル(勝美住宅)へーベルハウスリブライフの紹介となっています。

「アイ工務店」「イシカワ」「一条工務店」「三建」については、こちらの記事を。

「ジャムホームエステイト」「スウェーデンハウス」はこちらの記事を

「セキスイハイム」「積水ハウス」「大工産」「パナソニックホームズ」はこちらの記事

ハウスメーカー紹介

この記事では、実際にまわったハウスメーカー・工務店のうち、「パルスタイル(勝美住宅)」「へーベルハウス」「リブライフ」の3社について、各会社の特徴と感想について書いています。

実際に見学した体験をベースに記事を書いており、かなり主観的な情報となっているため実際とは異なる点もあるかと思いますが、その点はご了承ください。

パルスタイル

当時住んでいた家の近くの土地にパルスタイルの旗が立っていたことがあり、ショールームに話を聞きに行きました。その際、対応してくれた営業の方の名刺の肩書が勝美住宅だったので、勝美住宅との関係を聞いたら、パルスタイルは勝美住宅の子会社とのことでした。

わざわざ、別会社にしている理由について聞いたところ

会社間で売り上げを競争させるために会社を分けているんです。
ちなみに、親会社である勝美住宅の方が住宅のグレードは高めになっています。

とのことでした。

ちなみに、勝美住宅グループには、勝美住宅、パル建設の他に、大和建設・明石住建・LaBoがあります。
ホームページでは幅広いニーズを実現するために、分社化してそれぞれ独自のブランドづくりをしていると書いてあります。

個人的には、分社化して系列会社間で競い合わせるよりも、一人の営業マンが様々な商品を売れる方が良いのでは?と、思います。例えば、子育て世帯が勝美住宅に相談をした際には、明石住建の商品の紹介もしてもらえるのかどうかが気になるところですね。

明石・加古川エリアで有名な中堅ビルダーとしては、昭和住宅KANJUがあるのですが、住宅のスペックや仕様については、ほぼ同じとのことでした。

ちなみに、職人時代は昭和住宅とKANJUの新築外構工事をよくしていました。

勝美住宅グループというと、土地の仕入れが上手く、建築条件付きの土地を多く抱えているという印象があります。
実際、外構業者で働いていた際、勝美住宅グループで家を建てたお客さんに話を聞くと、

気に入った土地が勝美住宅グループの建築条件付きの土地だったんですよ。

という、返答がよく帰ってきていました。

ちなみに、勝美住宅は住宅街にある一等地の空き地を建築条件付きの土地として抑えている一方で、昭和住宅やKANJUは宅地造成開発を行い分譲地に家を建てているという印象があります。

ヘーベルハウス

鉄骨造の家であることに加え、ALC(軽量気泡)コンクリートを外壁に使用していることから、非常に強い家づくりが可能なヘーベルハウス。

ヘーベルハウスの強さに関しては、鬼怒川の決壊に耐えた「奇跡の白い家」としてニュースになるぐらいなので間違いはないでしょう。

私が見学したモデルハウスでは3階部分に台所がありました。
通常、重量のあるキッチンなどの水まわりを3階にしようと思うと、構造計算など建物の強度が求められます。

モデルルームを案内してくれた営業さんからは、3階にキッチンを持ってこれるのはヘーベルハウスだからと説明を受けました。まぁ、実際に3階にキッチンを持ってくると荷物を上の階に運ぶのが大変なので、普通はキッチンを3階に持ってくるなんてことは無いでしょうが。

ただ、その丈夫さのポイントの1つであるALCコンクリートがために、外構業者としては要注意のハウスメーカーとなっています。ALCコンクリートはビスが効きにくくオーニングなどのビス止めが必要なエクステリア商品の取り付けができません。

ヘーベルハウスに限らず基本的に壁保証などの関係で、壁に穴を開けない独立フレームを使用した施工が多いのでそこまで問題はないかと思います。ただ、独立フレームが存在しない商品(後付けシャッターなど)を施工する場合には、専門の業者さんにお願いする必要があります。

壁保証について
引き渡し日から10年間の構造躯体への保証が義務付けられており、壁から雨水の侵入があった場合、10年間は無償での補修を受けることができます。しかし、ビス止めなどで壁に穴を開けた場合にはこの保証が受けれなくなる場合があるので、外壁にエクステリア商品を取り付ける場合には事前にハウスメーカーに確認しておきましょう。

モデルハウスを見学した際には、住宅の強さについて特に説明をされました。
シロアリや災害などから大切な住宅を守りたいという方にはおススメな住宅ですね。

ただし、住宅の本当の敵はシロアリでも災害でもなく、小さな子どもです。
彼らは平気でおもちゃを投げ、破壊の限りを尽くします・・・。

リブライフ(リパーロ)

リパーロは、兵庫県南西部エリアで事業を展開しているセキスイハイム山陽の子会社、株式会社リブライフが展開している、自由設計を売りにした木造住宅事業です。

セキスイハイムは地域密着を目指してエリアごとの販売会社体制で事業を展開しており、各エリアに根差した体勢で営業活動を展開しています。

我が家の外構を担当してくれた、山田さんは自宅をリブライフで建てており、山田さんは私が以前働いていた外構会社の元同僚ということもあって、気心もしれているのでリブライフについても話を聞きました。

デザイン性や間取りの柔軟性を取るなら、リブライフの方が良いです。
ただ、住宅の性能・機能に関しては断然セキスイハイム。リブライフで同じ性能を求めるとかなり金額が高くなります。

モデルルームを案内してくれた営業さんの印象としては、正直、あまりよくはありません。

自由設計でおしゃれなデザインの住宅がリーズナブルに建てれると、説明しておきながら、所得が低い人は客ではないと、ふるいにかけるような態度が見受けられました。

モデルルーム見学は1日仕事 メーカー選びは割り切りが肝心

住宅展示場はとにかく疲れます・・・・。
大人だけならまだましですが、小さな子どもがいるとまともに見学することもままなりません。

見学してカタログをもらうだけなら30分あれば十分と思う方もいるかと思いますが、実際には1社につき1時間~2時間程度時間がかかります。

同じ「家」という商品ですが、使用している素材や工法によって特徴も大きく変わってくるので、各ハウスメーカーを同じ土俵で比較はできません。それぞれの会社ごとにメリットやデメリットがあるということをしっかりと理解しておかないと、モデルハウスを回れば回るほど混乱してしまいます。

自分自身、1回目のハウスメーカー探しの時は「あの会社とこの会社で言ってることが違う!」と、混乱しっぱなしでした。

ある程度は、「坪単価=品質」と割り切り、第六感を頼りに「このメーカーで家を建ててみたい」と思えるハウスメーカーを探してみるのもありかと思います。

理想の住宅を手に入れるために

家は一生のうちで一番高い買い物。できるだけ、いろんな会社やプランを吟味して選びたいですよね。
ただ、限られた時間と費用の中で、業者を一つ一つあたっていくのは大変ですよね。

わが家は全部で20社近い近いハウスメーカーや工務店を回りましたが、ものすごく疲れたし時間がかかりました。

特に、小さな子どもを連れているとまともに話を聞くの難しいかと思います。だからこそ、実際に足を運んで地元の業者に相談しながら同時に「タウンライフ」などの一括見積サイトの活用をおススメしています。

引っ越しなどはもはや一括見積サイト通して依頼することが当たり前ですが、家づくりでは一括見積サイトは併用して活用するのがおススメです。
私としても、一括見積サイトだけで業者を選ぶのはどうかと思いますが、こうしたサイトで見積もりを取っておくことで、値引き交渉などにも活用できるのでお勧めです

こんな方におすすめ
・複数のプランから比較検討がしたい
・複数の会社に訪問して相談する時間がない
・近くに気になるハウスメーカーの住宅展示場がない

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