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新築外構で失敗する4つの要因

何回も打ち合わせを繰り返し、へとへとになりながらも間取り決定!
そこから更にインテリアなども決めてようやく工事着工・・・。
満身創痍のなか頭がふらふらになった状態で新築外構を考えているなんて人も少なくないと思います。

新築外構については2人に1人の割合で失敗したと感じているという調査もあるぐらい、家づくりのラスボスというべき存在です。

なぜ、新築外構で失敗してしまうのか。
今回は、新築外構で失敗していしまうのか、その要因につて解説していきます。

このブログでは、元外構マンで現在は高齢者や障がい者専門に住宅のリフォームを手掛ける会社に勤めるさきさきパパが、外構や福祉住環境を切り口に家づくりについての情報を発信しています。

プロフィール aboutさきさきパパ
保有資格:宅地建物取引士
2児の父(完成当時:6歳の長女、1歳の長男)
2017年 築40年の中古物件購入
2022年 セキスイハイムでマイホーム完成(建て替え)

具体的に新築外構でどんな失敗が多いのかについて知りたいという方についてはこちらの記事も参考にしてください。

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このブログは月収5万円を目標に、さきさきパパのプロとしての知識外構バリアフリー土地)や施主としての経験に基づく記事を中心に書いています。「ブログ広告が邪魔で記事が読みにくい」というご意見もあるかと思いますが、良質な記事をブログで発信するためのモチベーションを維持するためにも、執筆時間に対するご褒美としての広告収入が必要です。そして、収入を得る為には広告は必要となっているのでご理解のほどお願いします。

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新築外構での失敗の要因とは?

【失敗の要因1】ハウスメーカーが提案してくれると思い込んでる

新築外構に関して「ハウスメーカーが外まわりについても提案してくれる」と思い込んでいる人が多いですが、実際にはハウスメーカーとは別の会社で施工されます。最近は、外構も自社で行う会社も増えてきましたが、かなり少数派です。

今、このブログを読んでいる方の中にも、「え!ハウスメーカーにお願いしたら外まわりも工事してくれるんじゃないの!?」って思われる方もいるかと思いますが、ハウスメーカーの営業マンは外まわりの提案は基本的にはしてくれないと考えた方がいいです…

ハウスメーカーはあくまでも建物を売る住宅の会社であって、外まわりは建物と関係のない部分になります。むしろ、外構の話を下手にすることによって、客の意識が外構に移ることを避けたいと考えています。
なぜなら、外構に予算を持っていかれたくないからです。

家を建てる側(施主)からすると、「建物+インテリア+外構」の3つにバランスよく予算を配分していきたいところですが、住宅の営業マンからしてみると外構は出来るだけ金額を抑えて建物とインテリアの配分を大きくしたいと思っています。

なので、多くのハウスメーカーの営業マンは、外構はおまけ程度にしか考えておらず、どちらかというと後回しにしたいと考えています(ꐦ°᷄д°᷅)

ハウスメーカーと提携の外構業者の関係

一般的に新築外構をハウスメーカーに依頼すると、ハウスメーカーが提携している外部の下請け業者が行うことになります。ハウスメーカーからお客さんを紹介された外構業者は、お礼としてある程度の紹介料を払う必要があります。紹介料については、外構工事の契約金の1割~2割程度となっています。

この紹介料が乗っている分、ハウスメーカー提携の外構業者は高くなるというイメージがありますが、ハウスメーカからの紹介専門で工事をしている会社は、広告費用をかけていないことが多く、必ずしも、紹介料を払う必要があるから極端に高くなっているというわけではありません。

提携先がHPがしっかりしており、展示場もあるような外構業者でBtoCにも力を入れているような会社だった場合には、紹介料の分だけ高くはなります・・・。

営業マンが外構については後回しにする上に、施主であるお客さん側も営業マンが提案してくれるのだろうと、受け身になっているので、いざ外構について考えないといけないというタイミングで全く準備ができておらずバタバタと新築外構を頼む業者を探し、プランをお願いすることになります。

このバタバタの中で新築外構を進めることが失敗の原因の1つとなります。

【失敗の要因2】営業の専門的な知識の欠如と外構を考え始めるタイミング

外構は家づくりのなかでは、一番最後に考える内容になります。
「①土地の決定→②配置計画の決定→③間取りの決定→④外構の決定」

外構計画は建物の配置計画間取りにも大きく関係してくる部分となってきますが、多くの場合、ハウスメーカーの営業マンは外構工事においては専門的な知識はありません。

そのため配置計画を失敗してしまうと、外構の計画を立てる段階になってから自分の思い通りの外構ができないということに気が付くというケースがあります。

最悪なケースとしては、駐車スペースが狭くてアルファードなどのファミリーカーが入らないというケースです。今、乗っている車が軽だとしても買い替えも考えて、配置計画の段階でスペースを空けておく必要があります。

失敗を回避するためにも、できるだけ早いタイミング(間取り確定前に専門家の適切なアドバイスをもらっておく必要があります。

駐車スペースは新築外構の失敗のなかでも多いものの1つです。
しかも、生活の質に直結する部分なので失敗しないように、配置計画の段階からしかりと計画を練っておく必要があります。

【失敗の要因③】予算計画の失敗とインテリアにもっていかれる問題  

新築外構の計画において予算組は重要になってきますが、大概の場合、予算組の段階では外構には十分な予算は割かれずに、予算計画が立てられてしまいます。

営業
営業

外構は大体、100万円ぐらいあったら十分ですよ

外構の予算については、だいたい100万円ぐらいで組まれることが多いですが、おそらく100万円ではまったく足りません。境界のブロックフェンスを新築外構で施工する必要がある場合は、この100万の大半を持っていかれることになります。

セメントや生コンをはじめ、商品代や材料代もかなり高騰してるんですよね

また、最初の段階できちんと外構に予算を割り振っていたとしても、その外構の予算をインテリアの打ち合わせでごっそりと持っていかれるという人も多くいます

外構にまわす予算がまったく残らずに、家を建ててから数年の間、外構が手つかずって人も少なくありません。

予算計画は外構工事を円滑に進めるための基本です。できるだけ早い段階で外構の見積もりをだしてもらい、外構にいくら必要かを把握、予算の確保をしましょう。

【失敗の要因④】最初から完成した外構を目指している

最後に、新築外構で失敗する要因としてあげられるのが、最初から完璧な外構を目指してしまっているというケースです。家の間取りの場合は、家を建てた後に大きく変更するのは難しですが、外構の場合は家の中と比べると難しくはありません。

駐車スペースや駐輪スペースの確保やお庭の目隠しなど、外構で考えることは多いですが、お庭や外構の使い方やライフスタイルによって変化します。また、実際に生活してみたら、お庭の活用頻度や自転車の置き場書など想定していたのと違ったということはよくあります。

新築外構の段階から、あれこれと想定して詰め込み過ぎると、あとから融通が利かなくなり次第に使い勝手が悪くなることがあります。

新築外構はあまり詰め込まずに、家を建ててから1年~2年したぐらいにリフォームするのをお勧めします。かくいう、さきさきパパも我が家の駐輪スペースの位置が確定していません。

私も妻も基本的に車で移動しており、自転車を普段使わないので、子どもが小学校の高学年になったぐらいのタイミングで考えようかなとは思っています。

まとめ:新築外構を失敗しない為に

この記事では、新築外構について失敗する要因について4つ紹介してきましたが、こうした要因を踏まえたうえで新築外構で失敗しない為に必要なことは、家の間取りと同時並行で外構計画についてもしっかりと考えておくことが重要です。

外構計画といっても、建物の配置計画や駐車スペースやお庭などのスペースを大まかに考えるゾーニングで十分です。ただし、配置計画で失敗してしまうと後々の生活が大変なので、しっかりとした検討が必要です。

また、新築外構についてはハウスメーカーで頼むと高くなるから自分で外部の業者を探した方がいいという意見もありますが、さきさきパパは、外構についてハウスメーカーで必要最低限の工事を行い、後から外部の業者に依頼してリフォームをするのがいいと考えています

外構やお庭などの外まわりは家で生活しながらのリフォームが容易です。新築時は工事を必要最低限だけにとどめておき、新生活が落ち着いたタイミングで実際に生活してみた経験を活かして、工事をすることで失敗や余分な工事を減らすことが可能です。

理想の外構を手に入れるために

快適な外構を手に入れる為には、家と庭との調和や家族の成長に合わせたプランニングが必要です。
ただ、良い外構を手に入れようと思うと業者選びとそれなりの費用が必要となってきます。

限られた時間と費用の中で、業者を一つ一つあたっていくのは大変ですよね。
だからこそ、実際に足を運んで地元の業者に相談しながら同時に「タウンライフ」などの一括見積サイトの活用をおススメしています。

引っ越しなどはもはや一括見積サイト通して依頼することが当たり前ですが、家づくりや外構は一括見積サイトは併用して活用するのがおススメです。
私としても、一括見積サイトだけで業者を選ぶのはどうかと思いますが、こうしたサイトで見積もりを取っておくことで、値引き交渉などにも活用できるのでお勧めです

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