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新築外構でよくある失敗7選

こんにちは!

元外構マンのさきさきパパです(^^)

本日は、外構の話を中心に記事を書きます。

家を作るうえで間取りは非常に重要ですが、それと同じぐらい大切なのが配置計画(外構)です。

家の中の動線についてはしっかりと考えられているのに、敷地の外からの動線や室内とお庭との動線についてはきちんと考えられていないことがあります。生活動線を考えるうえでは、家事動線といった屋内での動線だけでなく、仕事や買い物から帰ってきた時、敷地の外から玄関までの動線や、関から駐車スペースへの動線など、屋外の動線もしっかりと考えて配置計画を立てることでストレスのない生活をおくることができます。

また、お庭で家庭菜園したり、夏場は子ども用のビニールプールを広げようと考えている場合は屋内とお庭との繋がりについてもしっかりと考えておく必要があります。

本来であれば、配置計画と間取りは車の両輪の関係なので一緒に考える必要がありますが、ハウスメーカーの家づくりにおいては、間取りに時間が割かれ配置計画についてはあまり検討されません。

後からリフォームすることで、改善できる部分と改善できない部分があるので、事前にしっかりと外まわりや配置(外構)の計画をしておく必要があります。

今回は、新築外構でよくみられる失敗例を紹介。

失敗例から良い家づくりのヒントを見つけてください。

このブログでは新築外構はハウスメーカーで必要最低限の工事を行い、実際に住んでみてからお庭や外構をリフォームすることをオススメしています。
詳しくはこちら↓

このブログでは、元外構マンで現在は高齢者や障がい者専門に住宅のリフォームを手掛ける会社に勤めるさきさきパパが、外構や福祉住環境を切り口に家づくりについての情報を発信しています。

プロフィール aboutさきさきパパ
保有資格:宅地建物取引士
2児の父(完成当時:6歳の長女、1歳の長男)
2017年 築40年以上の中古物件購入
2022年 セキスイハイムでマイホーム完成(建て替え)

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よくある外構の失敗

駐車スペースが狭かった

家を建てた当初は問題なかったとしても、子供の成長とともに大きな車に乗り換えた時に駐車スペースの余裕がない場合、車の出し入れや乗り降り、荷物の積み下ろしなどストレスを抱えることになります。

また、車の台数も将来的に増える可能性があります。家の配置を考える時は、将来的に車の台数が増えても外構リフォームで対応できるように、道路側には余裕を持たせた配置をしておく必要があります。

駐車スペースが玄関から遠い

駐車スペースと玄関とが離れている場合、雨の日や重い荷物を運ぶときにストレスを感じることになります。玄関と駐車スペースの距離を近くしておけば、カーポートを付けたりして雨に濡れずに車から家の中に入ることも可能です。

駐車スペースから玄関が遠い場合でも、勝手口が近くにあれば問題ありません。駐車スペースから家の中への動線も家を建てる段階からしっかり考えておく必要があります。

自転車やバイクを置くスペースがない

駐輪スペースの失敗はわりと多い失敗の一つかと思います。
特に車での移動がメインで普段自転車を利用しない人によく見られます。

家族が増えたり、子どもが大きくなると、自転車・バイクを置く場所の確保が必要となるということを家づくりの段階から考えておく必要があります。事前に自転車やバイクの置き場を考えておかないと建物と境界ブロックの間しか自転車を置く場所がないって事態になりかねません。

この場合、狭い隙間を移動することになるので、建物の外壁や自動車に自転車をぶつけて傷をつけるなんてことも考えられます。

何も考えずにつけた散水栓

洗車時に使用する目的で駐車スペースに設置されることの多い散水栓。地中に埋まってるので邪魔にならないと思いがちですが、基本的にはホースにつなぎっぱなしになることが多いので、結局はホースリールが場所を取って邪魔になりがちです
また、ホースにつなぎっぱなしの状態だとふたが閉まらない為、中に砂や落ち葉などが入ってしまいます

基本的に、散水栓にするぐらいなら、はじめから立水栓にすることをおすすめします。

メーカー標準の立水栓を目立つ所に置きたくないという場合は、オプションでデザイン性のある物を選んでください。大体プラス1万円ぐらいから、そこそこデザイン性のある立水栓を選ぶことができるはずです。また、その際は蛇口は2口のものを選んでください

2口の蛇口の特徴としては、1つはホースをつなぎっぱなしにしておき、もう片方を手洗いなどに利用できるという特徴があります

お庭と駐車スペースには外部コンセントを

盗電防止の為に屋外コンセントを付けない人もいると聞いたことがありますが、屋外コンセントはあって損はありません。もし、盗電の心配があるというのであれば、盗電防止用のカバーで対応しましょう。

基本的に屋外コンセントを付ける位置としては、駐車スペースとお庭の2ヶ所かとおもいますが、お庭が広い場合には追加でもう1口つけてもいいかと思います。

屋外コンセントがあれば、お庭でホットプレートを使うこともできるし、ビニールプールをポンプでふくらますこともできます。また、防犯カメラの設置にも役に立ちます。セキスイハイムは2つが標準でしたが、我が家は駐車スペースとお庭、バルコニーの3カ所に設置しています。

追加費用も5000円でした。
後から屋外コンセントを増設しようと思うと2万円ぐらい必要になります。

また、これからは電気自動車の時代なので、200Vの屋外用コンセントも駐車スペースに作っておくことをお勧めします

使い勝手の悪いお庭

マイホームを計画している時には「お庭でバーベキューをしたり、プールをしたり・・・」とお庭での時間を思い描きがちですが、室内からのアクセスが悪かったりお庭が道路に面していてプライバシーが確保されていない場合は、結局は使わないスペースになってしまうことが多々あります。

プライバシーの問題については、後から目隠しフェンスを付けることで対応可能ですが、室内からのアクセスについては後からどうすることもできません。

夏場は気が付けばすぐにお庭に雑草が生えてきますが、LDKなど普段から過ごす部屋にお庭が面していない場合、気が付かないうちにお庭が雑草で覆われてしまいます。一度雑草に覆われてしまうと、お庭を使う気が失せてしまいます。

普段から目に入る位置にないお庭は、管理されず放置されがちなので注意が必要です。

使い勝手のわるいポスト

ポストの失敗談として多いのは、上の画像のような機能門柱と一体型のスリムタイプの縦型のポストです。
省スペースで設置できるからと、設置している方も多くいますが、縦型のポストは特におすすめできません

なぜなら、郵便物を非常に入れずらいからです。
縦型ポストはポスティング業者から敬遠されがちなので、無駄なチラシが入りにくいという利点があるかもしれませんが、それ以上にポストの中で郵便物などが折れ曲がってしまうということが起こりやすくなります。

また、上の画像のようなアメリカンタイプのポストも回覧板を入れにくいという問題があるため、設置は避けた方がいいでしょう。

ポストを選ぶ際は、通販カタログなどが入るタイプの物を選ぶようにしましょう。

まとめ

今回は、新築外構の際に失敗しやすい内容をまとめました。

これから家づくりを始めようという方は、ここで書いてある内容を参考にして出来るだけ後悔の少ない家づくりを行ってください。

一人ひとり、それぞれの家庭によってライフスタイルは異なるので、これが正解という家づくりはありませんが、家づくりの失敗については多くの人に共通して当てはまることだったりするので、失敗するポイントを上手く避けながら、自分たちにとって良い家づくりを目指しましょう。

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