我が家では2022年にセキスイハイムで家を建てる以前の2017年にも一度、家づくりの計画を立てています。
2017年の段階では、家づくりに関しての知識があまりない状態だったこともあり、土地選びや住宅メーカー選びに心が折れて、中古物件を購入するという選択をしました。
その後、下の子が生まれたことや、上の子が小学校に進学したこともあり、改めて家づくりを始めることになりました。今回は、なぜわが家がハウスメーカーをセキスイハイムに決めたのかについてお話ししたいと思います。
このブログでは、元外構マンで現在は高齢者や障がい者専門に住宅のリフォームを手掛ける会社に勤めるさきさきパパが、外構や福祉住環境を切り口に家づくりについての情報を発信しています。
プロフィール aboutさきさきパパ
保有資格:宅地建物取引士
2児の父(完成当時:6歳の長女、1歳の長男)
2017年 築40年の中古物件購入
2022年 セキスイハイムでマイホーム完成(建て替え)
セキスイハイムに決めた理由
①決め手は安定した品質と工期の速さ
2017年から2022年の間に私自身は、建築士や建築会社の方と一緒に仕事をする機会があり、家づくりに関わる詳細な見積を目にする機会がありました。
仕事上、一般的な家づくりの工法である在来工法(木造軸組構法)であれば「これぐらいの坪数で、これぐらいのスペックなら大体これくらいの金額だな」と、イメージできるようになっていました。
なので、ハウスメーカーの“雪が積もる寒い地域でも快適に過ごすことが可能なハイスペックすぎる住宅”よりも、地場の工務店に依頼して“要るいらないを取捨選択しながら、拘る部分は拘るという家づくり”をした方が安くて良い家が建てられるという思いがありました。
一方で、慎重派で石橋を叩いて渡るタイプの妻は、
- 何十年も快適に住めて、メンテナンス費がかからない家に住みたい!
- 棟上げから外壁が完成するまでの間に家の柱が雨に濡れるのは心配!
- 内部構造にヒューマンエラーなどがあったら嫌!
- 何千万とする買い物だから、多少金額がかかっても信頼できて後々トラブルにならない方がいい!
という思いが強く、地場の工務店よりはある程度有名なハウスメーカーが良いという立場でした。
仕事柄、色んな職人と接することがあるので、「ヒューマンエラーが心配」という妻の意見を覆すだけの、材料を持ち合わせていていませんでした。
・・・色んなタイプの職人さんがいるので、現場を知れば知るほど否定が出来なくなるという住宅業界の闇の部分な気がします。
全員が全員、丁寧で間違いのないベテランの職人さんばかりなら、建築業界はクレーム産業なんて言われたりしません。
職人さんだけが悪いのではなく、現場監督や設計、営業マンのコミュニケーション不足ってケースも多いんですが…|•́ω•̀ )
半日で終わる棟上げ!天候に左右されない工事
元々、地場の工務店で家づくりを考えていましたが、棟上げ(据え付け)を見てセキスイハイムで家を建てて良かったと完全に心変わりしました。
近所で同時期に我が家とは別に3件の新築工事があったのですが、雨が降るたびにセキスイハイムで良かったと心から思います。
セキスハイムは工場である程度出来上がったユニットを据え付けるので棟上げの作業が半日で終了。一般的な工法であれば、棟上げから外壁が貼られるまでに1か月~2か月必要です。
棟上げが夏の終わりだったこともあり、近所で工事していた3件のうち2件は台風で柱が思いっきり濡れていました。しかも海水を含んだ雨だったみたいなので、躯体への影響が気になります。
また、残りの1件は台風などの悪天候の為、棟上げが2週間ほど遅れているようでした。
天気に影響を受けないセキスハイムの工法は、見ていて安心しました。
②他社の悪口を言わない
決め手はユニット工法ならではの「工期が早さ」と「安定した品質」にありますが、それに加えて、セキスハイムの営業マンが他社や他の工法で建てた家の悪口を言わなかったというのも大きな要因です。
どういうわけか分かりませんが、住宅メーカーの営業マンには他社の批判をする人が結構います。
木造、鉄骨、外断熱、内断熱・・・。工法によってメリット・デメリットが存在します。
他社を批判する営業マンは自社の商品のメリットを説明する方法として他社のデメリットを誇張しているように思えます。
自社の工法のメリット・デメリットをきちんと説明したうえで、「どうぞ比較してください」というスタンスの方がセキスイハイムだったので好印象でした。
鉄骨を売りにしている、セキスイハイムですがグランツーユーなどの木造の商品も手掛けています。また、さきさきパパが住むエリアではリパローという外断熱の木造軸組み工法の商品を独自にブランド展開しており、幅広い工法での家づくりを行っているというのも、他社の悪口をあまり言わない理由かもしれません。
セキスイハイムは地域密着を目指してエリアごとの販売会社体制で事業を展開しており、さきさきパパは拠点に家づくりを行っているセキスイハイム山陽で家を建てました。リパローはセキスイハイム山陽の子会社である株式会社リブライフが展開している、自由設計を売りにした木造住宅になります。
③元同僚の山田さん(仮名)の存在
セキスイハイム以外にも見積を取ろうと他社も回ったのですが、回った先の営業の人は他社の悪口を言うタイプの人だったため、結局見積を取る前にセキスイハイムさんに決めかけていました。
そして、最後の一押しになったのがさきさきパパが外構会社で働いていた時の元同僚の山田さんでした。
ほぼほぼ、セキスイハイムで決まりかけてたタイミングで、外構担当と紹介されたのが山田さんでした。
打ち合わせ中に失礼します…
ご無沙汰してます…
え!?山田さん!?
何故ここに!?
噂でセキスイハイムで働いているとは聞いてはいたのですが、まさか、担当になるとは思っていませんでした。山田さんも営業担当に外構の相談されて図面の名前を見てビックリしたそうですww
家の近くには2ヶ所住宅展示場があるのですが、もう一方の住宅展示場にいっていたら別の人が外構担当になっていたとのことでした。
山田さんがいたおかげで、突っ込んだ話をすることができ、工事終盤にクレームをいれないですみました。
そんなこんなで、2回目の家づくりの際には見て回るハウスメーカーを絞りながら最終的にはセキスイハイムさんに決めることになりました。
まとめ~ハウスメーカー・工務店の選び方~
ハウスメーカー・工務店選びについては、結局は営業マンとの相性というのが大きいと思います。
会社の信用度やネームバリュー、工法に関しては会社を絞る材料になりますが、最後の決め手は担当の営業です。わが家では、営業選びの最低条件が「他社の悪口を言わない」だったのですが、この最低条件にすら超えられない営業マンが多くてびっくりしました。
営業マンは経験豊富な人が良いという方が多いかと思いますが、さきさきパパが経験を踏まえると誠実でやる気さえあれば、新人の営業マンでも問題ありません。
入社2年目の女性の営業マンでした。
小さな工務店ではどうか分かりませんが、基本的に家づくりはチームで行っていきます。担当が新人で頼りなくても、設計やインテリアコーディネートでベテランが付くなどのサポート体制が整っていれば、問題ありません。
わが家の場合は、インテリアコーディネーターが優秀な方だったので、色んなアドバイスをもらって図面の修正を行いました。
提案が上手でいい内容だったせいで、インテリアでの予算も膨らんでしまいしたが。
理想の住宅を手に入れるために
家は一生のうちで一番高い買い物。できるだけ、いろんな会社やプランを吟味して選びたいですよね。
ただ、限られた時間と費用の中で、業者を一つ一つあたっていくのは大変ですよね。
わが家は全部で20社近い近いハウスメーカーや工務店を回りましたが、ものすごく疲れたし時間がかかりました。
特に、小さな子どもを連れているとまともに話を聞くの難しいかと思います。だからこそ、実際に足を運んで地元の業者に相談しながら同時に「タウンライフ」などの一括見積サイトの活用をおススメしています。
引っ越しなどはもはや一括見積サイト通して依頼することが当たり前ですが、家づくりでは一括見積サイトは併用して活用するのがおススメです。
私としても、一括見積サイトだけで業者を選ぶのはどうかと思いますが、こうしたサイトで見積もりを取っておくことで、値引き交渉などにも活用できるのでお勧めです。
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