プロフィールでも書いていますが、我が家では2回、家づくりの計画を行っています。
1回目は長女が2歳になったタイミング。
そして、2回目は下の子が保育園に入学したタイミングです。
1回目のタイミングでは、築40年以上の中古物件を購入することなり、数年後に改めて家づくりをスタート、セキスイハイムで家を建て替えました。
このあたりのいきさつについては、よかったらこちらのブログを読んでみてください。
この記事では、1回目と2回目にまわったハウスメーカーや工務店について見学・相談した感想などを紹介していければと思います。
このブログでは、元外構マンで現在は高齢者や障がい者専門に住宅のリフォームを手掛ける会社に勤めるさきさきパパが、外構や福祉住環境を切り口に家づくりについての情報を発信しています。
プロフィール aboutさきさきパパ
保有資格:宅地建物取引士
2児の父(完成当時:6歳の長女、1歳の長男)
2017年 築40年以上の中古物件購入
2022年 セキスイハイムでマイホーム完成(建て替え)
元外構マンのマイホーム計画!住宅展示場の見学体験記
外構職人として現場での仕事の経験はありましたが、当時は家づくりについては全く知識がない状態でマイホーム計画をスタート。人気の校区で家を建てたい(探したい)と、とりあえず家の近くにある住宅展示場に見学に行きました。
3000万円あれば土地を購入したうえで家が建つと思っていました・・・
まぁ、土地や家の性能へのこだわりを捨てれば不可能ではないのですが(-_-;)
1回目の時は平日が休みで、子どもを保育園に預けながら住宅展示場に行くこともできたので、かなり色んなハウスメーカーをじっくりと回ることができました。
2回目は、2人の子どもを連れて土日に回っていたので、かなりバタバタの相談・見学でした。
それでも何社かは見学出来てはいますが、セキスイハイムとの相談ついでに見学したり、住宅展示場のイベント目的での見学で、ちらっとしか見てないハウスメーカーが多々あります。
一度に全部書くとかなり長くなってしまうので、何回かに分けて紹介していければと思っています。
「アイ工務店」「イシカワ」「一条工務店」「三建」については、こちらの記事をご覧ください。
ハウスメーカー紹介
この記事では、実際にまわったハウスメーカー・工務店のうち、「ジャムホームエステイト」「スウェーデンハウス」の2社について、各会社の特徴と感想について書いています。
実際に見学した体験をベースに記事を書いており、かなり主観的な情報となっているため実際とは異なる点もあるかと思いますが、その点はご了承ください。
ジャムホームエステート
ホームページを開くと、家画像や家族の写真ではなく、いきなり猫ちゃんの動画が流れ始めます。
加古川市を中心に高砂市、播磨町、稲美町、明石市でかわいらしいカントリー調の家づくりを行っており、お抱えの職人さんいによる造作家具を売りにしているのが特徴です。
自分好みのキッチンや水栓、扉などの設備はもちろん家具なども自分好みのデザインでオーダーメイドできるので、デザインや雰囲気にこだわって家づくりをしたいという方にはオススメかと思います。
また、お店のすぐ横にモデルハウスを兼ねたおしゃれなカフェがあります。
元々は、モデルハウスということを知らずカフェ目的で何回か来店していました。
「家づくりを考えよう!」って、なったタイミングでこのカフェがモデルハウスだったということを知り、店舗の方にいき家づくりの相談をしました。
ここのカフェで食べたクロックムッシュが美味しかったんですが、現在はカフェのオーナーさんが変わっているようで、お花の形をしたケーキが人気のお店になっているみたいです。
ホームページには高気密・高断熱と書いているので家の性能としても問題はないかと思いますが、営業の人に家の性能やメンテナンス性などの質問してもあいまいな答えが返ってきました。
勝手なイメージですが、一条工務店の営業マンなら性能やメンテナンスについて質問したら、待ってましたと言わんばかりに資料が出てきそうですが・・・。
恐らく、ここの工務店に相談しに来る人の質問内容は、性能よりもデザイン性やオーダー家具のことが中心で家の性能についての質問は少ないんでしょうね。
外観やおしゃれな造作家具などは、妻も私もかなり惹かれる部分ではあったんですが、
一生に一度の高い買い物をデザイン性で購入はできない!
性能やメンテナンス性は絶対!
と、妻の考えにより候補から外れました。
デザイン性やオーダーメードの家具以外に、この工務店の売りなのが猫ちゃんだと思います。
「愛犬と暮らす家づくり」というキャッチコピーはよく目や耳にするし、実際、ハウスメーカーのモデルハウスにも階段下にドッグスペースを作って愛犬家へのアピールをしている会社って多いと思うのですが、「愛猫と暮らす家づくり」をアピールしているハウスメーカーや工務店ってかなり少ないように感じます。
私自身が知らないだけなんでしょうか・・・?
ワンちゃんであれば、メーカーや工務店、エクステリア業者などでつくる犬と住まいる協会って全国団体があるんですが、ニャンちゃんのこういった全国組織はGogoleで探してみても見つけることができませんでした。
なので、マイホームのキャットウォークや猫トンネルを作りたいと考える愛猫家の方にとっては数少ない頼れる工務店かと思います。ジャムホームエステートには多数の猫社員が在籍しているほか、譲渡型保護猫カフェなども運営しており、猫について良く分かった人が設計してくれるので、愛猫と暮らす家づくりを安心して任せることができるかと思います。
スウェーデンハウス
北欧風のおしゃれな家が建てられることで人気のスウェーデンハウス。デザイン性と機能性の両方を兼ね揃えたハウスメーカーになります。
現在は、日本の住宅の寿命もかなり伸びてきているかと思いますが、1984年の創業当初から「100年住み継いでいく家」を掲げており、極寒の地スウェーデンの輸入住宅を手掛けるだけあって高気密・高断熱を得意としています。
また、一般的に日本の住宅が尺モジュール(910㎜)やメーターモジュール(1000㎜)を採用しているのに対して、輸入住宅であるスウェーデンハウスは1200㎜をモジュールとしているのでゆったりとした空間を作ることが可能となっています。
モジュールとは家を設計する際の基本単位のことを言います。
こもモジュールを何㎝にするかによって廊下の幅などが変わってきます。
詳しくは↓の記事を参考にしてみてください。
こうしたゆとりのある設計や家づくりができるからこそ、オリコン顧客満足度で2015年から連続9年で1位を獲得しつづけるのかもしれませんね。
ハイム(鉄骨)にももっとデザイン性があったらよかったのに・・・。
このデザイン性の高さはうらやましい・・・
やはり、高気密・高断熱を売りにしているだけあって、営業マンも暖かさについて木製サッシや家の枠組みに使われる木材の性能などについて説明を受けました。
また、見学したモデルハウスでは日中は、冬場でも暖房をつけなくても寒くないとのことでした。
モデルルーム見学は1日仕事 メーカー選びは割り切りが肝心
住宅展示場はとにかく疲れます・・・・。
大人だけならまだましですが、小さな子どもがいるとまともに見学することもままなりません。
見学してカタログをもらうだけなら30分あれば十分と思う方もいるかと思いますが、実際には1社につき1時間~2時間程度時間がかかります。
同じ「家」という商品ですが、使用している素材や工法によって特徴も大きく変わってくるので、各ハウスメーカーを同じ土俵で比較はできません。それぞれの会社ごとにメリットやデメリットがあるということをしっかりと理解しておかないと、モデルハウスを回れば回るほど混乱してしまいます。
自分自身、1回目のハウスメーカー探しの時は「あの会社とこの会社で言ってることが違う!」と、混乱しっぱなしでした。
ある程度は、「坪単価=品質」と割り切り、第六感を頼りに「このメーカーで家を建ててみたい」と思えるハウスメーカーを探してみるのもありかと思います。
理想の住宅を手に入れるために
家は一生のうちで一番高い買い物。できるだけ、いろんな会社やプランを吟味して選びたいですよね。
ただ、限られた時間と費用の中で、業者を一つ一つあたっていくのは大変ですよね。
わが家は全部で20社近い近いハウスメーカーや工務店を回りましたが、ものすごく疲れたし時間がかかりました。
特に、小さな子どもを連れているとまともに話を聞くの難しいかと思います。だからこそ、実際に足を運んで地元の業者に相談しながら同時に「タウンライフ」などの一括見積サイトの活用をおススメしています。
引っ越しなどはもはや一括見積サイト通して依頼することが当たり前ですが、家づくりでは一括見積サイトは併用して活用するのがおススメです。
私としても、一括見積サイトだけで業者を選ぶのはどうかと思いますが、こうしたサイトで見積もりを取っておくことで、値引き交渉などにも活用できるのでお勧めです。
こんな方におすすめ
・複数のプランから比較検討がしたい
・複数の会社に訪問して相談する時間がない
・近くに気になるハウスメーカーの住宅展示場がない
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